御住職指導
正林寺御住職指導(R5.11月 第238号) 試しに、人工知能・生成AIのChatGPT(チャットジーピーティー)へ「一文一句」について、問いかけてみました。「『一文一句』は、日本語での表現で、文章や文書を書く際に、一つの文(センテンス)ごとに意味を…
正林寺御住職指導(R5.10月 第237号) 宗祖日蓮大聖人の仏法は、道理を重んじられて説かれた教えであります。 道理とは、物事の正しいすじみち。また、人として行うべき正しい道。さらに、すじが通っていること。正論であることが道理であります。 …
正林寺御住職指導(R5.9月 第236号) 宗祖日蓮大聖人は『異体同心事』に、「あつわら(熱原)の者どもの御心ざし」(御書1389)と仰せであります。異体同心の原点ともなる御指南であり、「あつわら(熱原)の者ども」とは、宗門史上有名な「熱原…
正林寺御住職指導(R5.8月 第235号) 7月中の唱題行も満願を迎え、盂蘭盆会の時期になりました。日蓮正宗での盂蘭盆会の化儀として、御塔婆を建立いたします。また、当宗では朝夕の勤行はじめ法要等では法華経の方便・寿量品を読経申し上げます。法…
正林寺御住職指導(R5.7月 第234号) 御法主日如上人猊下は『報恩抄』について、「『報恩抄』は五大部・十大部の一つで、建治二(1276)年七月二十一日、大聖人様が御年五十五歳の時の御作であります。 これは、先に三月十六日に亡くなられた、初…
正林寺御住職指導(R5.6月 第233号) 「時鳥(ほととぎす)は春ををくり、鶏鳥(にわとり)は暁をまつ」(御書834) 初夏を迎えるこの時期、時鳥は時を待って鳴き、鶏も夜明けの時を待ち鳴きます。鳥も時を待って鳴くわけであります。 宗祖日蓮大…
正林寺御住職指導(R5.5月 第232号) 宗祖日蓮大聖人の教えからは、仏法を基礎とした世法が望まれます。まさに、仏法の基礎「法礎」であり、清き法礎を土台として万年救護の法礎確立が仏国土実現には必要不可欠であります。法礎には、依正不二の原理…
正林寺御住職指導(R5.4月 第231号) 御法主日如上人猊下は「宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年 慶祝記念総会の砌」に、「『立正安国論』の正意に照らせば、正報たる我ら衆生が一切の謗法を捨てて、実乗の一善たる三大秘法の随一、本門の本尊に帰依すれば、…
正林寺御住職指導(R5.3月 第230号) 宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年の慶祝記念総会の日から、いよいよ慶祝記念総登山が開始されます。その開始される3月は、宗旨建立の内証宣示あそばされた月に当たります。日蓮大聖人は建長5年(1253)3月28…
正林寺御住職指導(R5.2月 第229号) 御法主日如上人猊下から「令和5(2023)年1月度 広布唱題会の砌」に、『開目抄』のお言葉を賜りました。『開目抄』について研鑚いたしましょう。 宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年記念に出版された「日蓮大聖人…
正林寺御住職指導(R5.1月 第228号) 令和五年の年間方針は「折伏躍動の年」と銘打たれています。 昨年の「報恩躍進の年」の信行を踏まえ、その功徳と歓喜を基に講中一丸となって折伏弘通に躍動すべき年に当たります。 今、国内外には謗法がはびこり…
正林寺御住職指導(R4.12月 第227号) 4年に一度のサッカーワールドカップ「FIFAカタール2022」が開催されています。20年前には日本と韓国で共同開催された17回目のFIFAワールドカップがありました。FIFAとは国際サッカー連盟のことであり…
正林寺御住職指導(R4.11月 第226号) 両手を合わせる合掌は、一般的に葬儀に参列した際や法事・法要の時、お墓参りにも数珠(念珠)を手に持って合掌を行います。合掌とは、左右両方の手のひらを胸の前で合わせ拝むときの所作、仏を拝む時の礼法と…
正林寺御住職指導(R4.10月 第225号) 宗祖日蓮大聖人の「立正安国論」は申すまでもなく、「正を立てて国を安んずる」御指南のことであります。「申状(もうしじょう)」とは、下位の者から上位の者に向かって差し出される上申のための文書様式のこ…
正林寺御住職指導(R4.9月 第224号) 古代、方向を指し示す「指南車」という車がありました。車の上に仙人の木像をのせて、歯車の仕掛けで、最初に南に向けておくと常に南を指すように設定された仕組みの乗り物のことであります。 中国で三世紀頃に作…
正林寺御住職指導(R4.8月 第223号) 現代は、映像により視覚からの情報が主流であります。その目からの情報が多くの人を動かし大きな影響力を持ちます。そして、字幕なども映像と同時に伝わる技術も進歩しています。視覚に障害のある方においても点…
正林寺御住職指導(R4.7月 第222号) 灼熱の日差しが毎日のように降りそそいでいます。焼けつくように熱い最中でも自行化他は欠かせない、日蓮正宗の仏道修行であります。その中でも工夫してできる自行化他はあります。毎年のように7月中は唱題行の…
正林寺御住職指導(R4.6月 第221号) 学校の成績やスポーツでの順位、企業においても一番になることが求められて評価される社会であります。社会全体が一番となることに、最高の評価基準を置き判断する傾向があります。それに向けて一生懸命に努力し…
正林寺御住職指導(R4.5月 第220号) 本年(2022)も四恩の1つである父母の日は、世間で5月8日(母の日)と6月19日(父の日)にあります。 宗祖日蓮大聖人の教えからは『千日尼御前御返事』に、「父母の恩(中略)いづれもわけがたし」(御…
正林寺御住職指導(R4.4月 第219号) 日蓮正宗教学研鑽所をご存じでしょうか。「日蓮正宗教学研鑽所 規則」には、「第一章 総則 第二条(目的) 研鑽所は、本宗伝統法義の護持宣揚、教学の振興及び布教の進展に必要な研鑚を行ない、宗門の興隆発展に…
正林寺御住職指導(R4.3月 第218号) 極寒を耐えぬき「忍ぶことの大事」に精通した草木が躍動し始める時季が到来します。雪国に住む方にも、厳しい冬を乗り越えて雪解けと同時に感じる春の悦びはひとしおでしょう。 宗祖日蓮大聖人は『妙一尼御前御消…
正林寺御住職指導(R4.2月 第217号) 宗祖日蓮大聖人は『妙法比丘尼御返事』に、「疫病(やくびょう)月々におこり」(御書1260)と仰せの如くに、一昨年から新型コロナウイルス感染症は、第1波から数ヶ月ごとにおこり、現在は第6波の最中であ…
正林寺御住職指導(R4.1月 第216号) 立宗770年の令和4年(2022)は、宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年における御報恩の信行の成果を踏まえて、御遺命の広宣流布大願成就に向けて更なる報恩躍進を期する重要な年になります。 御本仏日蓮大聖人の御…
正林寺御住職指導(R3.12月 第215号) 令和3年(2021)となる、宗祖日蓮大聖人御聖誕800年の大佳節も残り1ヶ月を切りました。本年を振り返り、コロナ禍中での信心修行は如何でしたか。 末法時代にすべき仏道修行は、大聖人が定められたよう…
正林寺御住職指導(R3.11月 第214号) 日本の小説家で有名な芥川龍之介の作品には、短編小説「蜘蛛の糸」があります。児童文学作品であり、知らない人はいないでしょう。 蜘蛛の糸には、釈尊(お釈迦様)が登場し、ある日の朝、極楽(他土)を散歩中…
正林寺御住職指導(R3.10月 第213号) 法華経の『如来寿量品第十六』に、「是好良薬(是の好き良薬)」(法華経437)と説かれています。朝夕の勤行での長行にて読誦する大事な経文であります。つまり、法華経は身心の良薬のことです。 緊急事態宣…
正林寺御住職指導(R3.9月 第212号) 「六万九千三百八十四文字の仏」との文字を眼にされて、どのような想像をされ感想を持たれたでしょう。群盲象を評す意見が聞かれそうです。 正確にお答えできる方は、爪上の土のように少ないのではないでしょうか…
正林寺御住職指導(R3.8月 第211号) 八月は盂蘭盆会の月になります。父母を授けていただいた御先祖への大切な供養の月です。まさに父母の恩を報じる大事な法要が盂蘭盆会であります。それはまた、「日蓮は一切衆生の父なり」と「信は道の源、功徳の…
正林寺御住職指導(R3.7月 第210号) 宗門において7月は申すまでもなく、宗祖日蓮大聖人の立正安国論を鎌倉幕府に奏呈あそばされた月であります。 その立正安国論の奏呈から750年経過した12年前の平成21年(2009)7月26日には、日蓮正…
正林寺御住職指導(R3.6月 第209号) 毎年6月の第3日曜日は、父に感謝する、父の日です。母の日はあるのに、なぜ父の日はないのかとの経緯から世間的に定着したようです。 しかし、仏法の観点である四恩報謝からは「父母の恩」とされて、別々に考え…