正林寺御住職指導(H19.12月 第47号)
地涌の菩薩が誓い願うことは、御法主上人猊下が御指南遊ばされ御命題となる地涌の友の倍増です。
地涌の友の倍増を具体化するには、菩薩が修行を発心する時に立てる四つの大きな誓いが大切です。
四つの大きな誓いを四弘誓願といいますが、衆生無辺誓願度・煩悩無数誓願断・法門無尽誓願知・仏道無上誓願成が四つの大きな誓いです。四弘誓願を心がけて勤行唱題と折伏弘教に精進し、御命題となる地涌倍増を実現できるよう、日々家庭訪問と人材の育成が必要になります。
四弘誓願の衆生無辺誓願度とは、日蓮正宗の信心を知らずに、悩み苦しみの多い生活に沈んでいる一切衆生をすべて成仏に導こうと誓う折伏弘教のことで、直接地涌の友の倍増につながる誓願。
煩悩無数誓願断とは、我が身のすべての煩悩を断じ尽くそうと誓うこと。
法門無尽誓願知とは、仏の教えである日蓮大聖人の教え、その教えの極理を師伝している御法主上人猊下の御指南をすべて学び、知ろうと誓うこと。
仏道無上誓願成とは、最上の仏道である勤行唱題を御本尊に修し悟りを成就しようと誓うことが四弘誓願の意味です。
日蓮大聖人は『御講聞書』に、
「所詮四弘誓願の中には衆生無辺誓願度肝要なり。今日蓮等の類は南無妙法蓮華経を以て衆生を度する、是より外には所詮無きなり」(御書一八六二㌻)
と御教示であり、四弘誓願で一番大事な誓願が衆生無辺誓願度になります。
自分自身の信心修行においては、煩悩無数誓願断・法門無尽誓願知・仏道無上誓願成を心がけ、地涌の友の倍増を実現するためには衆生無辺誓願度である不断の折伏と育成を実践し躍進することです。それが地涌の菩薩の誓願には非常に大事であり、七万五千の精鋭に要求される誓願になるでしょう。
