日蓮正宗と創価学会
創価学会の初代会長牧口常三郎氏と二代会長戸田城聖氏は、日蓮正宗の法華講員に折伏され、正宗の信仰を始めました。そして日蓮正宗の法義を遵守することを約束した上で一信徒団体として創価学会を発足したのです。
しかし三代池田会長は、日蓮正宗の三宝(仏・法・僧)を護り宗門を外護し大聖人の教えを弘めるという宗門と交わした信仰上の誓約を破棄し、教義の改変を行うのみならず、当宗に対して執拗な誹謗・中傷を続けたのです。その結果、創価学会は宗門から解散命令を通告され、最終的に破門され現在にいたっているのです。
日蓮大聖人は、弘安二年(一二七九)十月十二日、信仰の根源となる本門戒壇の大御本尊を建立されました。その後、日興上人を第二祖と定め、仏法の一切を付嘱・相伝し御入滅されました。
日蓮大聖人の御入滅後、身延の地頭・波木井実長の謗法行為により、日興上人は本門戒壇の大御本尊をはじめ一切の重宝をお持ちになり、門弟とともに身延を離れて、正応三年(一二九〇)十月、南条時光殿の寄進により、富士上野の地に大石寺を建立されました。以来七百有余年、日蓮大聖人の仏法は唯一の正統宗団である日蓮正宗に伝えられ今日に至っています。
大聖人の仏法は、御本仏大聖人の御当体たる本門戒壇の大御本尊を信仰の根源とし、日興上人以来、血脈相伝を受けられた御法主上人を師と仰ぎ、広宣流布の達成を目指し、すべての人が幸せで平和に暮らせる社会を建設するという教えです。したがって、本門戒壇の大御本尊に背を向け唯授一人の血脈を否定することは、大聖人の教えを正しく信仰する根本を失うことになるのです。
創価学会も以前はこのことを充分に認識しており、他の日蓮宗各派を破折する根拠としていたのですが、今の創価学会は、この信仰の根本を失った単なる新興宗教団体であり、破折する側から破折される側に成り下がってしまったのです。創価学会の本尊や教義で独自のものがあるでしょうか、すべて日蓮正宗の物まねでしかありません。そのような宗団に、大聖人様の正しい教えなどあろうはずはないのです。
また、創価学会は、平和・文化の団体と称してその活動を盛んに宣伝しているようです。もちろん日蓮正宗でも平和・文化活動を否定するものではありませんが、そのような活動によって宗教の正邪が決まることなどありません。日蓮大聖人の仏法は、あくまで教義の勝劣・内容によって正邪を判別し、間違った教えを捨てて日蓮大聖人の正しい教えに帰依し信仰することによって真の平和で安穏な国家社会の建設と個人の幸福を実現する信心です。平和・文化の活動は、立正佼成会などの新興宗教や他の宗派でも盛んに行っています。もし、平和文化の活動をしているから創価学会は正しいというのであれば、新興宗教や他の宗派もみな正しいものとなってしまいます。
このように今の創価学会は、日蓮正宗の信徒団体として正しく活動していた当時と違い、大聖人の仏法と全くかけ離れた宗団になっているのです。
【日蓮正宗と創価学会の関係】
創価学会初代牧ロ常三郎氏は、昭和3年、法華講員であり常在寺信徒であった三谷素啓氏に折伏され、日蓮正宗へ入信しました。
第二代戸田城聖氏も牧口氏の勧めによって三谷氏に会い、折伏され入信しました。
牧口常三郎氏について、創価学会発行の『仏教哲学大辞典』には、
「昭和三年五十八歳の頃、不思議な縁により日蓮正宗信徒三谷素啓の折伏を受けて入信」(初版・5-682頁)
とあり、『創価学会四十年史』には、
「戸田城聖も、牧口の入信後、すすめられるままに、三谷に会い、その話を聞いて入信した。彼28歳の時である」(26頁)
と記述されています。
創価学会は日蓮正宗の信徒であった牧口常三郎氏を中心に、昭和12年5月「創価教育学会」を発足し、2代会長・戸田城聖氏は創価学会が「宗教法人」を取得する際、宗門に対して、
「一、折伏した人は信徒として各寺院に所属させること。二、当山の教義を守ること。三、三宝(仏・法・僧)を守ること」(聖教新聞・昭和26年12月20日付)
との三原則を遵守する約束をしました。
その後、三代会長池田大作は、同会が数百万世帯の大組織となり、昭和47年に正本堂が建立される頃から、宗門の伝統法義を逸脱する言動が表面化してきました。
これに対し総本山第66世日達上人は、数々の逸脱行為を犯した学会を厳しく諌められ、当時の会長・池田大作氏が反省の態度をみせたため、今後、学会が信徒団体として正しく歩むことを条件にこの問題を収束されました。
その後、北条浩氏、秋谷栄之助氏が四代・五代会長に就任した創価学会は、日蓮正宗の信徒団体として歩んでいるように見えました。
ところが平成2年11月16日、当時法華講総講頭にして創価学会名誉会長であった池田大作は、突如として御法主日顕上人を誹謗・中傷するスピーチを行ったのです。
このことは、過去の反省を反故にする信仰上の重大な誤りを犯したことになるのです。これに対し、宗門は再三訓告を与えました。
しかしながら一向に改めること無く、却って機関誌を使いさらには実力行使をして宗門を誹謗・中傷し続けたため、平成3年11月28日、創価学会は破門処分となったのです。
ただし、この時点においては信徒団体である組織としての破門であり、個人の信徒資格はそのまま認めていました。
そして創価学会の組織破門から7年後、平成9年12月1日をもって、破門された宗団である創価学会に籍を置く人は日蓮正宗の信徒資格を喪失する旨、学会員に通告しました。ここにおいて創価学会員は日蓮正宗と全く無関係な謗法団体の一員となり、現在に至っているのです。
【創価学会の矛盾】
創価学会では、現在においても日蓮正宗が同会を破門したことに対し非難していますが、その一方で自ら独立したとも言っています。
一体、どちらが本心なのでしょうか。
また、創価学会では、数百年以前の日蓮正宗の歴史をも批判していますが、ではなぜ、同会は三原則を守ると約束して日蓮正宗の信徒団体となったのでしょうか。
【創価学会の過去の指導】
2代会長・戸田城聖氏は、
「いうまでもなく日蓮正宗だけが大聖人より嫡々相伝の家であって、いかに日蓮宗を名のるとも、日蓮正宗以外は、大聖人の相伝の宗ではなく、不相伝家と称する宗で、大聖人の極理を知らないがゆえである」(戸田城聖全集3-161)
と指導していました。
日蓮大聖人の仏法は、本門戒壇の大御本尊を信仰の根源とし、血脈相伝の歴代上人の御指南に従って信仰する日蓮正宗以外にはないのであり、現在の創価学会は不相伝の謗法団体であることを知るべきです。
