日蓮正宗 正林寺 掲示板

法華講正林寺支部 正林編集部

御法主日如上人猊下「新年の辞」(R6)

新年之辞

(大日蓮 令和6年1月号 第935号 転載)

 立宗七百七十二年の新春を、宗内僧俗御一同には清々しく迎えられ、決意も新たに、愈々の精進をお誓いのことと存じます。
 扨、本年「折伏前進の年」は、各講中共に仏祖三宝尊への御報恩のもと、僧俗一致・異体同心し、全力を傾注して折伏を実践し、以て一天広布達成へ向けて、大きく前進すべき誠に大事な年であります。
 特に、今日の新型コロナウイルス感染症の世界的蔓延状況を仏法の鏡に照らして見る時、その根本原因は『立正安国論』に、
「世皆(みな)正に背(そむ)き人悉(ことごと)く悪に帰す。故に善神国を捨てゝ相(あい)去り、聖人所を辞して還らず。是(ここ)を以て魔来たり鬼(き)来たり、災(さい)起こり難(なん)起こる。言(い)はずんばあるべからず。恐れずんばあるべからず」(御書234)
と仰せの如く、正しく「世皆正に背き人悉く悪に帰す」故、即ち謗法の害毒にあることを知らなければなりません。
 去れば、斯くなる時こそ、私共は僧俗一致・異体同心して、妙法広布に全力を傾注していくことが肝要であります。
 大聖人は『聖愚問答抄』に、
「抑仏法を弘通し群生(ぐんじょう)を利益せんには、先づ教・機・時・国・教法流布の前後を弁ふべきものなり。所以(ゆえ)は時に正像末あり、法には大小乗あり、修行に摂折あり。摂受の時折伏を行ずるも非なり。折伏の時摂受を行ずるも失(とが)なり。然るに今の世は摂受の時か折伏の時か先づ是を知るべし。摂受の行は此の国に法華一純に弘まりて、邪法邪師一人もなしといはん、此の時は山林に交はりて観法を修し、五種六種乃至十種等を行ずべきなり。折伏の時はかくの如くならず、経教のおきて蘭菊に、諸宗のおぎろ(願口)誉れを擅(ほしいまま)にし、邪正肩を並べ大小先を争はん時は、万事を閣いて謗法を責むべし、是折伏の修行なり。此の旨を知らずして摂折途(みち)に違はゞ得道は思ひもよらず、悪道に堕つべしと云ふ事、法華・涅槃に定め置き、天台・妙楽の解釈にも分明なり。是仏法修行の大事なるべし」(御書402)
と仰せであります。
 この御金言を拝する時、世界乃至日本の混沌とした現状を鑑み、将に今こそ、一人ひとりが破邪顕正の信念のもと、断固たる決意を持って、
「誰人にても坐(おわ)せ、諸経は無得道堕地獄の根源、法華経独り成仏の法なりと音(こえ)も惜しまずよばはり給ひて、諸宗の人法共に折伏して御覧ぜよ」(御書673)
との御指南を肝に銘じ、一天広布を目指して講中一結・異体同心、勇猛果敢に大折伏戦を展開し、以て自他共に一生成仏を果たされますよう心から念じ、新年の挨拶といたします。

 

 


新年の辞

立宗七百七十二年の新春を寿ぎ奉る

(大白法 令和6年1月1日 第1116号 転載)

 立宗七百七十二年の新春を迎え、法華講連合会委員長・関野洋夫氏をはじめ全国法華講員御一同には、清々しく新年をお迎えのことと存じます。
 本年「折伏前進の年」は、たとえ如何なる困難・障害が惹起しようとも、一支部も残すことなく、講中一結・異体同心の団結をもって勇猛果敢に大折伏戦を展開し、広布達成へ向けて大きく前進し、御奉公の誠を尽くしていかなければならない極めて大事な年であります。
 勿論、依然として「新型コロナウイルス感染症」の勢いが止まず、為に折伏活動も思うようにいかず、各支部共に苦戦を強いられていますが、しかし、許より五濁乱漫とした末法であれば、様々な困難・障害が惹起し、正法弘通の妨げとなることは承知のことであり、改めて私共は「身軽法重・死身弘法」の御聖訓を拝し、如何なる障魔が競い起きようとも、強盛な信心をもって是れらを排除し、破邪顕正の折伏に立ち上がり、この難局を乗り越えていかなければなりません。
 大聖人は『立正安国論』に、
「主人悦(よろこ)んで曰く、鳩化(はとけ)して鷹(たか)と為り、雀(すずめ)変じて蛤(はまぐり)と為る。悦ばしいかな、汝蘭室(らんしつ)の友に交はりて麻畝(まほ)の性(しょう)と成る。誠に其の難を顧(かえり)みて専ら此の言(ことば)を信ぜば、風和(やわ)らぎ浪(なみ)静かにして不日(ふじつ)に豊年ならんのみ。但し人の心は時に随って移り、物の性は境に依って改まる。譬へば猶(なお)水中の月の波に動き、陣前(じんぜん)の軍(いくさ)の剣(つるぎ)に靡(なび)くがごとし。汝当座に信ずと雖も後定めて永く忘れん。若し先づ国土を安(やす)んじて現当を祈らんと欲せば、速やかに情慮(じょうりょ)を廻(めぐ)らし怱(いそ)いで対治を加へよ」(御書248)
と仰せであります。
 正しく仏法の鏡に照らしてみる時、今日の混乱の原因は、邪義邪宗の謗法の害毒によるものであり、この謗法を退治し、一人でも多くの人が信仰の寸心を改めて、速やかに実乗の一善、即ち三大秘法の大御本尊に帰依することが、仏国土実現の為には絶対不可欠な要件となるのであります。
 大聖人は『如説修行抄』に、
「権実雑乱の時、法華経の御敵を責めずして山林に閉ぢ篭りて摂受の修行をせんは、豈法華経修行の時を失ふべき物怪にあらずや。されば末法今の時、法華経の折伏の修行をば誰か経文の如く行じ給へる。誰人にても坐(おわ)せ、諸経は無得道堕地獄の根源、法華経独り成仏の法なりと音(こえ)も惜しまずよばはり給ひて、諸宗の人法共に折伏して御覧ぜよ」(御書673)
と仰せられ、五濁乱漫とした末法濁悪の今日、この窮状を救済する方途は、一人でも多くの人々に対して妙法を下種し、正法に帰依せしむることであると仰せられているのであります。
 抑も、世の中の苦悩と不幸と混乱の原因は、間違った教え、間違った考えにあるのです。邪義邪宗の謗法を退治しなければ、即ち破邪顕正の折伏を実行しなければ成仏・得道はあり得ないのであります。
 されば、私共は大御本尊の広大無辺なる功徳を拝信し、各支部共に講中の総力を結集して大折伏戦を展開し、全世界の平和と全人類の幸せを実現すべく妙法広布に邁進していくことが今こそ最も肝要であります。
 どうぞ皆様には、これらの御金言を拝し、愈々自行化他の信心に励み、以って妙法広布に尽くされますよう心からお祈りし、新年の挨拶といたします。

以 上


新年之辞

(妙教 令和6年1月号 第376号 転載)

 立宗七百七十二年の新春、明けましてお目出度うございます。
 全国の法華講員御一同には、清々しく新年を迎え慶賀の至りに存じます。
 扨、本年「折伏前進の年」は、全国の各講中共に僧俗一致・異体同心の団結をもって、果敢に大折伏戦を展開し、以て一天広布へ向けて大きく前進すべき誠に大事な年を迎えています。
 特に今、依然として新型コロナウイルス感染症が止まず、各方面に多大な障害をもたらし、世情騒然とした状況を呈していますが、斯くなる時こそ、私共は『立正安国論』の御聖意を拝信し、異体同心・一致団結し、一天広布を目指して身軽法重・死身弘法の御聖訓を胸に決然として折伏に立ち上がり、この難局を乗り越えていかなければなりません。
 将に、今日の新型コロナウイルス感染症による擾乱も、遠くその原因を尋ぬれば、邪義邪宗の謗法の害毒によるものであり、斯くなる時こそ、私共は、
「只折伏を行じて力あらば威勢を以て謗法を砕き、また法門を以ても邪義を責めよとなり」(聖愚問答抄・御書403)
との御金言の侭に、一人でも多くの人々に妙法を下種し、折伏を行じていかなければならないのであります。
 依って『立正安国論』には、
「嗟呼(ああ)悲しいかな如来誠諦(じょうたい)の禁言(きんげん)に背くこと。哀れなるかな愚侶(ぐりょ)迷惑の麁語(そご)に随ふこと。早く天下の静謐(せいひつ)を思はゞ須(すべから)く国中の謗法を断(た)つべし」(御書247)
と仰せられ、国中の謗法を断つことこそ、混乱解決のための最善の方途であると教示されているのであります。
 されば、大聖人は『持妙法華問答抄』に、
「『三界は安きこと無し、猶火宅の如し』とは如来の教へ『所以に諸法は幻の如く化の如し』とは菩薩の詞(ことば)なり。寂光の都ならずば、何(いず)くも皆苦なるべし。本覚の栖(すみか)を離れて何事か楽しみなるべき。願はくは『現世安穏後生善処』の妙法を持つのみこそ、只今生の名聞後生の弄引(ろういん)なるべけれ。須(すべから)く心を一にして南無妙法蓮華経と我も唱へ、他をも勧(すす)めんのみこそ、今生人界の思出なるべき」(御書300)
と仰せられ、妙法受持の広大無辺なる功徳について、斯く教示されているのであります。
 また『聖愚問答抄』には、
「今の世は濁世なり、人の情もひがみゆがんで権教謗法のみ多ければ正法弘まりがたし。此の時は読誦・書写の修行も観念・工夫・修練も無用なり。只折伏を行じて力あらば威勢を以て謗法をくだき、又法門を以ても邪義を責めよとなり。取捨其の旨を得て一向に執する事なかれと書けり。今の世を見るに正法一純に弘まる国か、邪法の興盛(こうじょう)する国か勘(かんが)ふべし」(御書403)
と仰せであります。
 正しくこれらの御文を拝し、今日の混沌とした世情を見る時、その原因が邪義邪宗の謗法の害毒によることを見極め、今こそ『立正安国論』の御意を拝信し、一意専心、破邪顕正の折伏を実践すべく、講中全員が異体同心・一致団結して立ち上がり、折伏誓願達成・一天広布へ向けて大きく前進されますよう心から願うものであります。
 宗内僧俗各位の愈々の御健勝と御健闘を祈り、一言以って新年の挨拶といたします。   以 上

日如上人猊下御指南目録(R4~)

 

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