日蓮正宗 正林寺 掲示板

法華講正林寺支部 正林編集部

広宣流布とは

正林寺御住職指導(H18.7月 第30号)

 広宣流布とは、正しい仏法を広く宣べ流布し、仏法を広く世界に弘め伝えることであり平和な社会を築くことをいいます。
 日蓮大聖人は『法華取要抄』に、
「本門の三つの法門之を建立し、一四天・四海一同に妙法蓮華経の広宣流布疑ひ無き者か。」(御書七三八㌻)

と仰せであります。日蓮大聖人は末法に広宣流布すべき正しい法門として、三大秘法である本門戒壇の大御本尊を御図顕あそばされました。『日蓮一期弘法付嘱書』に、
「富士山に本門寺の戒壇を建立せらるべきなり。」(御書一六七五㌻)

と、大聖人御入滅後に「本門寺戒壇建立(本門の戒壇の建立)」を第二祖日興上人に御遺命されています。

 その御遺命をお受けになって日興上人も『富士一跡門徒存知事』に、
「広宣流布の時至り国王此の法門を用ひらるゝの時は、必ず富士山に立てらるべきなり」(御書一八七三㌻)
と明言されております。

 

 具体的に何を広宣流布すべきであるかを第二十六世日寛上人は『撰時抄愚記』に、
「末法に於ては、必ず応に文底深秘の大法広宣流布すべし(中略)文底深秘の大法、その体如何。答う、則ちこれ天台未弘の大法・三大秘法の随一・本門戒壇の御本尊の御事なり」(文段二八九㌻)

と総本山大石寺に在す本門戒壇の大御本尊を広宣流布すべきことを仰せです。
  さらに『文底秘沈抄』に、
「富士山は是れ広宣流布の根源なるが故に。根源とは何ぞ、謂わく、本門戒壇の本尊是れなり」(六巻抄六八㌻)

と仰せであり、全世界の人々が本門戒壇の大御本尊に帰依して、本門の題目を唱えることを「広宣流布」といいます。

 第六十六世日達上人は、
「日蓮正宗の教義でないものが一閻浮提に広がっても、それは広宣流布とは言えないのであります。」(達全第二輯六巻二九五㌻)

と仰せられています。つまり、大聖人の本懐である本門戒壇の大御本尊を広宣流布することを忘れ、違う教えを広めることは広宣流布といいません。日蓮大聖人の御遺命に違背することとなります。広宣流布は正しい日蓮大聖人の仏法を理解して広く世界に弘め伝えることが大切です。たとえ弘める力が非常に優れていたとしても、富士山の麓に在す総本山大石寺の本門戒壇の大御本尊を忘れた弘め方を広宣流布とはいえません。