正林寺御住職指導(H21.6月 第65号)
百日間の唱題行も後半に入り、着実な唱題の実践で功徳を体験し、実感されている講員さんもおられることでしょう。
日蓮大聖人は『当体義抄』に唱題の功徳について、
「南無妙法蓮華経と唱ふる人は、煩悩・業・苦の三道、法身・般若・解脱の三徳と転じて、三観・三諦即一心に顕はれ、其の人の所住の処は常寂光土なり。」(御書694㌻)
と仰せであります。唱題の功徳により迷いや悩みは解消され、成仏につながる尊い徳と境界を身につけることができます。
御法主日如上人猊下は唱題の功徳を積むための基本的な心得について、
「御本尊様への絶対の確信こそが大事であろうと思うのです。この御本尊様への絶対の確信というのは、言葉を換えれば、御本尊様の功徳を信じきっていくこと」(功徳要文88㌻)
と御指南です。御本尊の広大無辺なる功徳を信じて、無疑曰信といわれる疑いなき信心に努めることが一番大事であります。
大聖人も『御義口伝』に、
「修行とは無疑曰信の信心の事なり」(御書1773㌻)
と仰せのように疑わない信心が肝要です。
唱題行では御本尊への疑いを一切無くし、堅く信じ唱えることが大切であり、唱題の功徳を顕現するために必要です。
御命題の使命を託された精鋭、広布の戦士が積む唱題の功徳は、地涌の菩薩の眷属が身につけるべき立正安国の精神が養われることです。
さらに衣座室の三軌が、我が身に具わり仏祖三宝尊と寺院への外護のため、一身をなげうって広布に尽くす死身弘法の精神が品格として顕現されます。
百日間唱題行に残された時間で正林寺支部の一人一人が唱題の功徳を実感し、唱題の功徳を積まれることに期待いたします。
