日蓮正宗 正林寺 掲示板

法華講正林寺支部 正林編集部

54 御本尊に関する「書写」「授与」「允可」の権能は、どのような関係にあるのですか。

 日蓮正宗において、御本尊を「書写」できる方は、御法主上人お一人であり、御本尊の「授与」および「允可」の権能も、唯授一人血脈相承のなかに含まれているのです。

 『本因妙抄』に「血脈並びに本尊の大事は日蓮嫡嫡座主伝法の書、塔中相承の禀承唯授一人の血脈なり」(全集 八七七頁)と仰せのように、本尊にかかわるすべてのことは、御法主上人の権能であり、他の誰人も触れることはできないのです。
 日興上人の時代において、本尊の大事の相伝もない者が大聖人の直筆御本尊を勝手に形木に彫り、本尊を作って、不信の者に配った例があり、これについて日興上人は『富士一跡門徒存知事』に「御筆の本尊を以て形木に彫み不信の輩に授与して軽賤する由・諸方に其の聞え有り、所謂日向・日頂・日春等なり」(全集 一六〇六頁)と戒められております。
 さらに前項(第53項)の第五十九世日亨上人のご教示からも御本尊の書写や授与などの大権は、すべて御法主上人お一人に限ることが明かです。