そのようなことは絶対にしてはいけません。
『本因妙抄』に「血脈並びに本尊の大事は日蓮嫡嫡座主伝法の書・塔中相承の稟承唯授一人の血脈なり」(全集 八七七頁)と教示されているように、戒壇の大御本尊の護持ならびに御本尊の書写と授与など御本尊に関する一切の権能は、唯授一人血脈付法の御法主上人に限るのです。
学会でいう「御本尊根本の信心」とは本書三一項に破折してあるとおり、「大聖人直結の信心」ということと本質的に同じことです。これらはともに本来の日蓮正宗の信心ではありません。
また「広布を目指す信心」とは本宗の僧俗が常に心がけなければならないことですが、だからといって「広布を目指す信心」があれば御本尊を複製してもよいということにはなりません。これも本書六六項に破折しているように、衆生の「観心」と本仏の「本尊」とを混乱した邪義というべきです。
