日蓮正宗 正林寺 掲示板

法華講正林寺支部 正林編集部

67 昔は末寺でも、法主の許可なしで御形木御本尊を作って下付していたのではないでしょうか。

 宗門においては古来、御本尊を御法主上人の許可なしで下付したことはありません。

 第六十六世日達上人は、『化儀抄略解』の注に「当時は交通が不便であり、戦乱相継ぐ時代である故、日有上人が一時的に末寺住職に許されたことで、形木の意であります。書き判が無いから決定的でないことを表わしている。現今は絶対に許されないことであります」(達全 一-四-五六〇頁)と仰せです。
 このように御形木御本尊を末寺で作り、下付されたことがあっても、それは特殊な時代状況のもとで、御法主上人の許可を得て、一時的に行なわれたことです。
 また、たとえ特殊の事情があったとしても、こと御本尊に関しては、第二十九世日東上人が『当家法則文抜書』に「仏法を相属して当代の法主の処に本尊の体有る可きなり」(研教 九-七四〇頁)と教示されているように、本宗では昔から、御本尊に関してはすべて御法主上人の許可が必要だったのです。
 今日、学会で御本尊を勝手にコピーし、授与するなどはもってのほかの所業なのです。