正林寺御住職指導(H20.4月 第51号)
釈尊が出世の本懐として説かれた法華経に、私達が御本尊様を信じ御題目を唱えて修行する功徳について説かれています。
法華経の『法師功徳品第十九』に、
「是の法華経を受持し、若しは読み、若しは誦し、若しは解説し、若しは書写せん。是の人は、当に八百の眼の功徳、千二百の耳の功徳、八百の鼻の功徳、千二百の舌の功徳、八百の身の功徳、千二百の意の功徳を得べし。是の功徳を以て、六根を荘厳して、皆清浄ならしめん。」(法華経四七四㌻)
と信心修行する功徳により六根の眼・耳・鼻・舌・身・意が清浄になります。
さらに釈尊は仏法を聞かせる化他行により六根清浄の功徳を得ることについて『常不軽菩薩品第二十』に、
「諸人聞き已って 軽毀し罵詈せしに 不軽菩薩 能く之を忍受しき 其の罪畢え已って 命終の時に臨んで 此の経を聞くことを得て 六根清浄なり」(法華経五〇六㌻)
と説かれ、仏法を人に聞かせて悪口罵詈された不軽菩薩は人々の誹謗中傷を耐え忍ぶことで、様々な罪障が消滅し六根清浄の果報を得ることができました。
釈尊は法華経に自行化他で得る功徳が六根清浄であると説かれています。
日蓮大聖人も『御義口伝』に、
「功徳とは六根清浄の果報なり」(御書一七七五㌻)
と仰せです。常に忍耐を心がけ十四誹謗を誡め御本尊様に御題目を唱えて折伏行を持続していけば、功徳である六根清浄の果報を得ていきます。
第六十八世御法主日如上人猊下は、
「六根清浄の果報は、末法の一切衆生救済の御本仏である宗祖大聖人様の法華本門寿量文底の下種仏法によって初めてかなえられるのであります。」(御指南集② 二十三㌻)
と御指南です。御本尊様からの功徳は、何かを再確認し地涌倍増と大結集に向けて精進しましょう。
