日蓮正宗 正林寺 掲示板

法華講正林寺支部 正林編集部

法自(おの)づから弘まらず

正林寺御住職指導(H19.6月 第41号)

 正しい仏法を弘めることは非常に大切なことです。法とは御本尊であり、御本尊の素晴らしさを信心する人が弘めることで、何も仰せにならない御本尊が弘められていきます。正しい仏法を弘める方法は、正しい師のもとで学びよく理解して、同じ志を持つ法華講の人と協力し調和をとりながら勧めていきます。
 正しい仏法を弘める方法を学ぶ場所が日蓮正宗寺院です。さらに広布推進会や総本山大石寺で行われる夏期講習会に参加して、弘める方法を御法主上人猊下から直接御指南を賜り、正しい仏法を弘める今に即した方法を学びます。

 大聖人は『百六箇抄』に、
「法自づから弘まらず、人、法を弘むるが故に人法ともに尊し。」(御書一六八七㌻)

と仰せのように、正しい大聖人の仏法を理解した僧俗が、正しい師について学び弘めることで仏法は弘まっていきます。
 故に法とは大聖人の仏法であり、何もせず自然と仏法が知らない人に伝え弘まることはありません。法を弘めることを忘れて一人だけの信心に安閑とするのでは大聖人の御教示を理解していないことになります。人が仏法を弘める重要性を理解し、自ら発心して弘める行動を起こさなくては広宣流布にもならず、他人任せでは仏法が弘まることはありません。

 さらに大聖人は『御義口伝』に、
「南無妙法蓮華経は自行化他に亘るなり。今日蓮等の類南無妙法蓮華経を勧めて持たしむるなり。」(御書一七六〇㌻)
と仰せです。御本尊を信じ御題目を唱える人は、自分だけの信心ではなく、私達の周りにいる信心をしていない友人知人に御題目の素晴らしさを話し、御本尊を受持し唱えるよう勧めることが大聖人の御指南です。
 大聖人のお言葉を率先して行わない人は、仏道修行において懈怠であり、人に言われず一生懸命に修行する人との間には功徳の顕れに違いがあります。正しい仏法を弘めることは最善の報恩行であり、仏道において自行で得ることのない沢山の徳を積むことができます。