日蓮正宗 正林寺 掲示板

法華講正林寺支部 正林編集部

12 「信心の二字の中にしか本尊はない」という考えは正しいのですか。

 これは池田大作氏が『日女御前御返事』の「此の御本尊も只信心の二字にをさまれり」(全集 一二四四頁)の御文を勝手に解釈したものです。

 池田氏は、さらに日寛上人の御文を悪用して「御本尊といっても大切なのは信心である」(池田スピ-チ H五・九・七)と主張していますが、これは御本尊よりも自分達の信心を中心と考える本末転倒の己義からくる邪説です。
 日寛上人は『文底秘沈抄』に「境能く智を発し、智亦行を導く故に、境若し正しからざれば則ち智行も亦随って正しからず」(聖典 八三三頁)と説かれています。
 すなわち対境の御本尊があって、はじめて凡夫の信心(智)が発現し、信心(智)によって修行(行)が導き出されるゆえに、もし対境の御本尊が正しくなければ、信心も修行も正しいものではないのです。
 池田氏の「御本尊といっても大切なのは信心」との発言は、凡夫の信心を中心にして本門戒壇の大御本尊をないがしろにするものであり、根拠のない邪説です。